次に示すような症状は、一刻を争う症状です。
たいていは、何千〜何万人に一人と、まれにしか起こりませんが(低血糖性昏睡は別)、場合によっては死亡する場合も有る症状です。
以下のような症状が起こったら何をさておいても受診して下さい。
薬を使った本人が気が付けばもちろん、周りの人が気付いた場合でも、すぐに受診して下さい。
ジンマシンと同時に咳が出る:
ショック症状の前兆です。
ゼーゼー、急に呼吸困難:
喘息やショックの一歩手前の症状です。
顔面蒼白、冷汗、ぐったりする:
ショックに陥っていると考えられます。
ケイレン:
重症の中毒症状で、時には生命に危険な場合があります。 心臓が不規則に拍動する場合(不整脈)や、ショックが重症になるとケイレンを起こすことがあります。
失神、意識不明、昏睡:
インスリンや経口の糖尿病薬などによる低血糖、重症の不整脈、ショック、ケイレンなどで意識がなくなることがあります。
真っ赤な血やコーヒー色の吐物を吐く:
吐血。食道、胃、十二指腸からの出血。
真っ赤な便、赤黒い便、コールタールか佃煮のりのような真っ黒な便:
胃、十二指腸、大腸、直腸からの出血
急激な強い腹痛:
胃や腸に穴が開いた時 |